最高にツイてる初日

2018年11月4日にドイツに向け出発。

無事にドイツ、テーゲル空港に到着しました。

 

事前に申込んだ語学学校の手配で空港には学校のスタッフさんが迎えに来ていると日本のエージェントさんから連絡をもらっていました。その知らせを聞き、てっきり『語学学校の名前が書かれたプラカードを持った学校のスッタフさんが来ている』と思っていたのですが…出口で私を待っていたのは作業着のようなジャンパーを着て、私の名前の書かれたペラペラの紙を持ったおじさんでした。

 

 

一瞬疑いました…笑

昔、『語学学校のスタッフやホストファミリーを装った誘拐や強盗に気をつけましょう』という話を聞いていたので。

 

 

おじさんは私を見つけると『ユニだね、待ってたよ。僕は君の語学学校から依頼されて迎えに来たタクシー運転手だよ!

 

 

タクシー運転手?…学校のスッタフじゃない。(もう一回疑いました…おじさんすみません。)

疑いながらも他にどうすることも思い浮かばなかったので、おじさんの後に続いて車へ。不安を感じとったのかタクシー運転手のおじさんは道中たくさん自分の話をしてくれました。不安も薄れてきた頃、目的地であるホームステイ先の住所に到着。

が…

 

 

到着した建物にホストファミリーの名前がありません。(こちらでは基本的にアパートメントの出入り口に住人の表札が出でいます。)

 

 

焦るタクシー運転手のおじさん。

不安再来の私。

 

 

たまたま建物から出てきた住人の方に『○○さんはここに住んでいますか?』とタクシー運転手のおじさんが聞いてくれました。が、『ここにそんな人は住んでないよ。』と。

自身が受け取ったホストファミリーのプロフィールも確認しましたが、書かれている住所と現在地に間違いはありません。日本のエージェントさんに連絡するも時差が8時間あるので連絡は取れず…タクシー運転手のおじさんが語学学校に連絡するもすでドイツも夜の8時で連絡取れず…。途方に暮れている中、語学学校から折り返しの電話が!

しばらくタクシー運転手のおじさんが話しをし電話終了後開口一番

 

 

 

 

『住所間違えちゃたって。』

 

 

 

 

はい?住所間違えちゃた?

実はこの時お世話になったホストファミリーですが、そこのお家へ行くと決まったのは日本を出る2日前。当初2週間前までにはわかると聞かされていたのですが、1週間前になってもわからず、3日前までには!と連絡をもらうも、通知を受け取ったのは2日前。理由は、万が一ホストファミリーが変更になった場合混乱しないため確実になってから通達したかったとのこと...

 

 

あんなに待たせて間違うんかい!!

正しい住所を手に入れ、再びホストファミリーの家を目指しました。色々なところに電話をかけてくれたタクシー運転手のおじさんには感謝しかありません。疑って大変申しないと思っているうちに正しい住所に到着。

 

 

窓からホストマザーが手を振ってくれていました。タクシー運転手のおじさんはそれを確認すると、私と私のスーツケースをエレベーターに乗せ『じゃあ!』と颯爽と去って行ってしまいました。(ありがとう!おじさん!!あなたがいなかったら私多分今ここにいないです!!!)

 

 

エレベーターが到着するとホストマザーが待っていてくれました。開口一番『遅かったわね。どうしたのかっと思ったわ。』と。

 

 

私が聞きたいとよ!叫び出したい気持ちを抑え、いきさつを説明。

学校から通知された住所のプリントアウトを見せると、『それは私がここに引越す前の住所よ。でも引越したのは1年以上前。引越し後、何人も語学学校の手配でここに学生を迎えているわ。』と。

 

 

 

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 

 

 

どんなミスで1年以上前の住所を渡されたのかわかりませんが、およそ2時間遅れでなんとか無事ホストファミリー邸に到着。

日本を出てから10時間以上...最高にツイてる長い長い初日が終わりました。

 

 

今だから笑い話ですが、その時は言葉もろくにわからない異国の地でどうなるかと思いました。タクシーの運転手さんがいい人でツイてましたね 笑

では、また次回。